前回
ラウンドシェイプの
フラワーアレンジメントを作りました
ここでいうラウンドとは
半円球の形です
中心の
1点にむかって
すべての植物を挿し込み
四方からみて
美しい半円球の
形になるように作り上げます
この
中心の点を
メカニカルフォーカルポイント
と呼んでいます
メカニカルフォーカルポイント
に向けて
茎を挿していくということが
簡単なようで
難しいようです
茎が
メカニカルフォーカルポイントに
向かわず
花の頭だけがラウンドシェイプに
なればいいやと
雑に挿してしまうと
フォームの中で
茎がぶつかってしまいます
今日はラウンドの中の
一つのスタイルである
ミルフルールアレンジメント
を作りますが
ラウンドの基本
フラワーアレンジメントの基本
も、もちろん忘れることが
ないように制作しましょう
1,ミルフルールアレンジメントの特徴
ミルフルールとは
千の花という意味です
たくさんの種類の花々を使った
フラワーアレンジメントで
小さな花、たくさんの色の花を
大きく凹凸を付けて
一つの器にアレンジします
野に生える草花のような
繊細な花々のほうが
ミルフルールの雰囲気に似合います
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ラウンドの挿し方を思い出してください
中心の1本を挿し、
上から見て円
横から見て半円球になるよう
作りたい形の輪郭(アウトライン)に
何本かの花を挿します
さて、
今回は大きく凹凸がある
スタイルですから
次に
アウトラインよりも高く挿したり
アウトラインよりも低く挿したり
することを
器をくるくると回しながら
繰り返していきます
四方から見て
同じ形のラウンドシェイプで
凹凸の加減や
花の配置も
同じような雰囲気になるように
仕上げましょう
どこからか見たら
ラウンドの形がへこんでいたり
上から見たら
楕円形であったり
違和感がないかどうかを
確認します
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アレンジメントの基本
+
ラウンドアレンジメントの基本
+
ミルフルールの基本
とルールが増えてくると
頭の中が
とても忙しくなり
何かができていない場合が多いです
2,体で覚える
社員研修は
フラワーアレンジメント教室ではなく
職業訓練です
仕事として
取り組んで頂く以上
「今日はうまく出来なかった」
で、終わっては困ります
何としてでも
この機会に課題をマスターして
もらうために
こちらも必死です
頭で分かる→体で覚える
何かが変?
→なるほどこういう事!
と
練習を繰り返すことにより
自分の体が
技術を吸収していきます
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