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執筆者の写真Yukiko Komaki

Happyな職場づくり

更新日:2021年5月4日


花の仕事をはじめて

25年になったことに

気が付きました


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コツコツと

花の仕事を続けてきた中で

働く人の能力と評価

仕事の分担と効率など


「花」というビジネスについて

考える機会が多くありました

花の仕事は

かなり特殊です


1.「大変」な仕事


花の仕入れ値は需要と供給、

季節などにより大きく変動すること


時間とともに

咲いたり、萎れたり

伸びたり、曲がったりする

「生き物」であること


なま物商品のため

廃棄などのロスが多いこと


なま物を扱うため

制作準備は納品の

直前に行わなければ

いけないということ


制作する人間によって

仕上がりの完成度や雰囲気

制作時間が異なることなど、


花以外の商品に比べて

特殊な部分が多いようです



そして

労働条件は

良くありません


花の仕事をしていると

多くの方にこう言われます


「素敵な仕事ね! でも、重たいものを持つんでしょう?大変そう」



はい!

その通りの仕事です。

花の為に保冷された

環境下での立ち仕事です


水を大量に扱うため

基本的に

重たいものを持つ機会が

とても多いです

働く人たちはみんな

花のことが大好きなのに、

肉体的にも精神的にも疲弊し

花の仕事そのものを

辞めてしまう人が

本当に本当に多い


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私自身は

花以外の仕事を

したことがないので


おそらく

特殊な業界にいるんだろうと

思っていただけなのですが


アパレル、グラフィックデザイナー、

証券会社、銀行員、など

異業種から

お花の仕事にキャリアチェンジを

した方と一緒に働いたり

話を聞いていると


覚えなくてはいけないことの多さに

驚かれる方が多く


覚悟はしていたものの

思っていたより

大変なのだそうです



どうやら私たちの仕事は

「大変」なのに賃金が低く


肉体労働が多いことから

末永く続けていくのは

難しいお仕事のようです


花業界を

変えることは難しいので

自分たちの会社だけでも

なんとか

していきたいものですね



2.できることから始めよう


iconicflowerは

空間にお花を飾り付ける仕事を

中心にしているので


会場にお花を運ぶ

仕事がとても多く


花屋さんよりもさらに

重いものを

運ぶ仕事が多いです


朝早くから

長時間働く日もあります



花屋になった以上

仕事を選ばず

一生懸命体を動かすべきですが


一方で

仕事の質は下げずに

できることから少しづつ

「大変」ではないように

していきたいです


時間がかかる作業は

より効率的な方法を

常に考えましょう


重たいものは

二人で持つとか

台車を使うとか

持ちやすい形にするとか

運送屋さんに委託するとか

そもそも運ばないでよい方法を考えるとか


働く人、一人一人が

自分たちの環境を

より良くする方法を

柔軟に考えたら

まだまだ

変えていけるはずです


小さい会社だからこそ

簡単に変えることができます


それでもやはり

いつまでも下仕事ばかりしたくない


こんな花をいけたい

あんな仕事がしたい

という

熱い気持ちがあったら


それができるだけの

センスを磨き

手早く美しいものを

作る技術を習得し


チャンスが巡ってくる

可能性を広げる


それしかないです


社員研修をする理由は

みんなの自己実現の

ためでもあります


3,知恵をしぼり、力をつける


知恵をしぼり、力をつけると


「大変」と感じる事よりも

「楽しい」と感じる仕事のほうが

多い毎日になります


そして

効率よく仕事ができる

力のあるフローリストには

相応の報酬も

ついてきます


他の業界よりも

「大変」な仕事から


他の業界よりも

「ハッピー」な仕事と


自信をもって

言える人が

会社の中に増えていくと

良いなと思います






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