iconicflowerも創業8年
だんだんとスタッフが増えて
数名のフローリストと一緒に
働けるようになりました
シフトや
仕事内容の共有など
チームで仕事を分業するための仕組みも
整ってきたため
次に目指すものは
フローリスト全員のスキルアップです
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花屋は無資格でOK
日本には、花屋になるために
必要な資格がないため
特に専門的な
花の勉強をしていなくても、
独学でも、
花屋になれます
花留学していた方、
花の専門学校に通っていた方、
フラワーアレンジメント教室に
通っていた方、
も花屋になれます
予め束にされた花を
袋にいれて販売するのも
花屋ですし
素敵な花瓶に
何の加工もせずに
生け込むだけでも
花屋
デザイン画を描いてプレゼンし
オリジナルのフラワーデコレーションを
作り上げても
花屋です
全員
自称「花屋」です
フローリスト
フラワーデザイナー
フラワースタイリスト
フラワーコーディネーター
花職人
華道家...
呼び名にこだわる方は
沢山いらっしゃいますが
基本的には自由に名乗れます
採用の際
履歴書を見たとき
生け花やヨーロピアンフラワーデザインの
資格をもっているかどうか
フラワーショップで小売販売をしていたのか
ホテルでウェディングの花を制作していたのか
などの職歴を参考にはしますが
一緒に働いてみないと
その人の技術、知識
花のスタイル、所作などは
全く分かりません
資格を持っていても
習い事と仕事は違いますし
経験があっても
技術が高いとは限らず
花の経験が浅くても
バランス感覚や美的センスが
素晴らしい方もいます
一緒に働いてみると
その人の花の素晴らしい部分、
技術的に改善が必要な部分、
不足している知識などが
見えてきます
持ち味を生かし
チームの
足並みを揃えて
仕事をする為には
どうしていけば良いのでしょうか?
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25年前の話
私が花屋で働き始めたころは
先輩フローリストが 後輩に商品の作り方を教え
呑み込みが悪いと
仕事が回ってこなくなり
一度言われたことができなければ
頭ごなしに怒られたりしました
特に教えられなくても
見よう見まねで
上手になって行く同僚がいて
追い討ちをかけるように
花が上手な後輩が
入社したてきた日には
辞めたくなるほどの
悔しさでいっぱいになります
他の花屋から
転職してきた人には
より風当たりが強い事もしばしば
悔しいという
気持ちをバネに
スキルアップし
長時間の立ち仕事にくたびれ
少しでも早く帰る為に
手が早くなる
私自身は
そんな時代があってこその
今ですが
もう、そんな時代は
終わったのだと思っています
iconicflowerでは
そうしたくない。
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そんな思いから
社員研修を始めることにしました。
何人ものフローリストと
仕事をしてきて
いつも必ず感じる事は
誰もが「より良くしたい」と
思っている事です
より効率的に仕事をしたい
よりお客様に喜ばれたい
より美しい花をお届けしたい
など、思いはさまざまですが
一つ一つの行動には
その人の思いがあって
より悪くしたいと思う人は
いないのです
人それぞれ考えが同じではないから
トラブルが起きるだけです
考え方の相違が原因で
後から注意されたり
陰口を叩かれて
人間関係が悪くなるよりも
この会社では
こういうやり方をしていますよ
この場合はこうですよ
というガイドラインがあって
コミュニケーションがとれていれば
あまり問題は起きず
チームの足並みは
揃うはずです
私の思う社員研修は
花の水揚げ・扱い・商品の梱包
生け込み先での所作・花の生け方
デザインの提案方法・お客様対応など
日々の基本的なことについて
共通認識をもつことです
花屋さんによって色々とやり方はありますが、
iconicflowerではこうしましょう
という情報をお伝えする機会のことです
共通ルールだけは守って頂いて
その他は持ち味をいかして
自由に活躍して頂けるようになればと思っています
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花を仕事にしたいと思う段階で
あわよくば
好きな事だけして
生きていきたいタイプなのですから
楽しい
為になる
好奇心が満たさる
自分にしか出来ない事をする
喜んでもらえる事は
フローリストにとって大切なことです
みなさんハッピーな気持ちで
仕事をしたいわけです
怒られたり
否定されたりすれば
クリエイターの
繊細な心は
ストレスフルになってしまいます
ストレスでいっぱいの
肉体労働なんて
最悪です・・
ですから、
iconicflowerでは
こういうやり方をしていますよ
この場合は
こうですよ
なぜなら、こういったメリットがあるからですよ
という事を
前もって伝えて
改善点があれば
チーム全員でよりよく変えていき
それぞれの持ち味を生かして
気持ちよく仕事ができるように
環境を整えていきたいと思います
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